7月27日に第1回目を行いましたが、福島県の回答は、全く納得できないものでした。私たちが県に要求していることは特別なことではありません。原発事故により奪われた、当たり前に生きる権利を求めています。あきらめずに、力を合わせて、進んでいきたいと思います。
<各団体から、活動報告がありました>
*福島原発被害東京訴訟団
*キビタキの会
*福島原発かながわ訴訟原告団
*原発損害賠償京都訴訟原告団
*福島原発事故被災者 フォーラム山形・福島
*子ども脱被ばく裁判の会
*南相馬・避難勧奨地域の会
*福島原発被害山木屋原告団
*原発被害糾弾 飯舘村民救済申立団
*福島原発告訴団
報告より・・
・「福島原発かながわ訴訟原告団」の村田弘さん
「避難者への住宅提供継続にご理解とご支援を」という要請書を作り、避難先の神奈川県と県議員たち、また、福島県の議員たちに対して、要請行動をしている。できることはなんでもやり、住宅支援を継続させたい。」
・「南相馬・避難勧奨地域の会」の菅野秀一さん
「南相馬・避難勧奨地域にある我が家では、玄関先の空間線量は、比較的低いが、雨樋の下などは、12~14マイクロシーベルト毎時くらいある。県も国も住民が安心できる数字がでるまで、解除しないでほしい。裁判を起こさざるを得なくなったしまった」
・「国道6号線の土壌汚染の調査の特別報告」 「南相馬・避難勧奨地域の会」の小澤洋一さん
この土壌調査の結果、未だに高濃度に汚染されていることが明らかになり、10月10日に強行された国道6号線の「清掃ボランティア」への警告としても重要な資料です。
磐越自動車道PA,SAと国道6号線の土壌汚染密度
(単位はCs 134+137ベクレル/1平方メートル)
https://drive.google.com/open?id=0Bw9-NJsCQLz9TENrZ09QaVRmQWc
国道6号線での配布チラシ
https://drive.google.com/open?id=0Bw9-NJsCQLz9TENrZ09QaVRmQWc
「道の駅 南相馬」
https://drive.google.com/open?id=0Bw9-NJsCQLz9TENrZ09QaVRmQWc
<福島県へ提出する「再質問書」を採択し、約100人で県庁までデモ行進を行い、質問書を県に提出しました>
再質問書
https://drive.google.com/open?id=0Bw9-NJsCQLz9SWh0aTdTYnBVdVk
この日、福島県庁の担当者の都合により、「再質問書」を県庁に提出するところまで行いました。避難地域復興局避難地域復興課 総括主幹 佐藤庄一さんに手渡しました。都合が悪いとのことでしたが、「会議を抜けて」受け取りにでてこられました。
内堀福島県知事と話がしたいと要求していましたが、今回も会えませんでした。知事はこの日の午前中は、三春町に建設中の環境創造センター本館の開所式に参加していました。
県との交渉は11月に延期となりましたので、日時が決まり次第、ブログ等によってお知らせ致します。多くの方の声と思いで、交渉を成功させたいと思います。11月の県交渉に、ぜひ、ご参加ください。よろしくお願い致します。
<県庁・社会記者室で「記者会見」を行いました>
会見では、
・「原発被害糾弾 飯舘村民救済申立団」の長谷川健一さんから、「ADRを申し立てをしている人に対して、賠償しない」と東電の不当な圧力、分断があった(後に撤回された)ことの報告がありました。
・「南相馬・避難勧奨地域の会」の小澤洋一さんは、メデイアの皆さんは、国道6号線の土壌汚染の状況を把握しているのか?どうして、メディアは「美談」としてしか報道しないのか?」と記者に対しての逆質問がありました。
・「キビタキの会」の佐々木妙さんからは、「避難して、新しい生活の場所でやっとコミュニティーができたところなので、帰れない」と避難者の実態が語られました。
<集会からデモ、申し入れ、記者会見の様子がすべて動画で見られます>
20151027 UPLAN ひだんれん第2次福島県民集会・デモ・県申し入れ行動
https://www.youtube.com/watch?v=g5P2jAKaVys
<報道より>
福島民報
ttps://drive.google.com/open?id=0Bw9-NJsCQLz9b2xfRlJwV2FyVGM
福島民友
https://drive.google.com/open?id=0Bw9-NJsCQLz9b2xfRlJwV2FyVG
<福島県交渉>第29回県交渉質問事項及び回答
ひだんれんと、避難の権利を求める全国避難者の会、避難の協同センターの3団体は、29回目となる福島県交渉を行いました。 開催日時:2023年8月15日(火) 14時~15時 開催場所:オンライン 参加者: <福島県> ・原子力安全対策課:水口昌郁 主幹兼副課長 ・原子力安全対策...
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ひだんれんと原発被害者訴訟原告団全国連絡会が初の共同行動を行います。 被害者を消し去り 収束していない原発事故に蓋をしようとする政策を 私たちは拒否する 住まいを奪い避難者を路頭に迷わせるな! 被害者団体は結束して立ち上がった。 201...
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