ひだんれんの共同代表でもある、
原発被害糾弾・飯舘村民救済申立団団長長谷川健一著「原発に『ふるさと』を奪われて」の英訳電子書籍が刊行されましたので,お知らせ致します。
英語名のタイトル
FUKUSHIMA’S STOLEN LIVES
A Dairy Farmer’s Story
How Nuclear Power Destroyed a Community and a Way of Life
翻訳 Amy C. Franks
当面は、amazonの電子書籍「Kindle」のみでの販売となります。
販売サイトのURLは以下になります。
https://www.amazon.com/dp/B01GYBERT8
今後、appleの電子書籍「iBooks」での販売も予定しております。こちらの準備も出来次第、改めてお知らせ致します。
2011年3月11日に発生した東京電力・福島第一原発事故では、放射能の大量漏洩を日本政府が公表しなかったため、2012年2月に刊行された書籍『原発に「ふるさと」を奪われて』(宝島社)の著者である酪農家・長谷川健一さんたちの暮らす飯舘村では、2カ月にもわたり、小さな子どもたちを含む一般住民が大量の放射性物質による被曝に曝されました。
同書は、その渦中にいて自らも大量の被曝をした長谷川さんが、事故発生直後の模様や、自分の子どもや孫を被曝させてしまった苦しみ、家族同然の牛との別れ、酪農仲間の自殺など、「
3・11」後に飯舘村民が味わった壮絶な体験を淡々と綴ったものであり、原発事故の被害者にしか語れない事実を克明に描写しつつ、それでも新しい希望を見出すために記されたルポルタージュ(現地報告)です。